ミニチュアシュナウザーってどんな犬?飼う前に知っておきたいこと

シュナウザーってどんな犬?

立派な眉毛とひげ、ちょっと真面目そうな顔。
ミニチュアシュナウザーは、一度見たら忘れにくい個性的なわんちゃん(犬)です。

でも、一緒に暮らしてみると、本当に魅力的なのはその中身かもしれません。

賢くて、家族が大好きで、ときどき頑固。そして「今、絶対何か考えてるよね?」と思ってしまうくらい、人間っぽい表情を見せてくれます(笑)

今回は、ミニチュアシュナウザーの性格や特徴、飼いやすさ、毎日のお世話まで、これからシュナウザーを迎えたい方にもわかりやすくご紹介します!

この記事でわかること

  • ミニチュアシュナウザーはどんな犬なのか
  • 大きさ・体重・毛色などの特徴
  • 実際に暮らして感じる性格
  • 初めてでも飼いやすい犬種なのか
  • 散歩や留守番、吠えなど暮らしで気になること
  • トリミングやひげなどのお手入れ
  • ミニチュアシュナウザーと暮らす魅力
ミニチュアシュナウザーの基本情報

ミニチュアシュナウザーってどんな犬?

シュナウザーは、ドイツ原産の犬種です。
ミニチュアシュナウザーは、ドイツをルーツに持つ小型犬です。

もともとは農場などでネズミを捕まえる「ラッター」として活躍してきた歴史があり、小さな体ながら活発で、周囲の変化にもよく気づきます。

そして、何といっても特徴的なのがあの顔。
立派な眉毛とひげに囲まれた表情は、少しおじいちゃんっぽくもあり、どこか人間っぽくもあります。

見た目はちょっとクールなのに、実際は遊ぶことが大好きで、家族への愛情もたっぷり。

「見た目とのギャップがすごい。」

初めてシュナウザーと暮らすと、きっとそんなふうに感じると思います。

「シュナウザー」という名前も、あの口元に関係しています

シュナウザーという名前は、ドイツ語で口先・鼻先などを意味する「Schnauze(シュナウツェ)」に由来するとされています。

そう聞いて改めて顔を見てみると、納得ですよね。

眉毛と並んで、あの立派なひげはシュナウザーを象徴するチャームポイントです。

きれいに整っている日は凛々しいのに、水を飲んだ直後はびちゃびちゃ。ごはんを食べれば、ひげのどこかに食べかすを付けたまま堂々としていることもあります(笑)

そんなギャップまで含めて、シュナウザーらしいところ。

ミニチュアシュナウザーの大きさ・体重は?

「ミニチュア」と付いているので、とても小さな犬を想像する方もいるかもしれません。

ミニチュアシュナウザーは小型犬に分類され、成犬の体高はおよそ30〜35cm。体重については個体差がありますが、華奢というより、コンパクトでしっかりとした体つきをしています。

子犬の頃は手足も小さく、「ずっとこのままでいてほしい…」と思ってしまうほどですが、成長すると筋肉のついたシュナらしい体型になっていきます。

小型犬なので室内でも暮らしやすい一方、活発な犬種なので、「小さい=運動が少なくていい」ではないところは覚えておきたいポイントです。

現在、シュナウザーには主に3つのサイズがあります。

ミニチュア・シュナウザー

体高:約30〜35cm
体重:約4〜8kg

日本で最も多く飼われているサイズで、「シュナウザー」と聞いて多くの方がイメージするのがこのミニチュア・シュナウザーです。

スタンダード・シュナウザー

体高:約45〜50cm
体重:約14〜20kg

シュナウザーの原種とされるサイズです。

ジャイアント・シュナウザー

体高:約60〜70cm
体重:約30〜40kg

警察犬や作業犬として活躍することもある、大型のシュナウザーです。

ミニチュアシュナウザーの毛色は?

ミニチュアシュナウザーには、いくつかの毛色があります。

代表的なのは、

  • ソルト&ペッパー
  • ブラック
  • ブラック&シルバー
  • ホワイト

など。

同じミニチュアシュナウザーでも、毛色によってかなり印象が変わります。

ソルト&ペッパーは「これぞシュナ!」という王道の雰囲気。ブラックは少しクールで、ブラック&シルバーは眉毛や口元のコントラストが目立ちます。ホワイトはまた違った柔らかい印象があります。

さらにカットでも顔が変わるので、同じ犬種なのに、一頭一頭ちゃんと違う顔をしているのもシュナウザーの面白いところです。
※大人になると毛色が変わる場合もあります

ミニチュアシュナウザーの性格は?

ミニチュアシュナウザーの性格をひと言で表すのは、なかなか難しいです。

賢い、活発、家族思い、警戒心がある、ちょっと頑固。

もちろん性格には個体差がありますが、実際に一緒に暮らしていると、犬種図鑑に書かれている言葉だけでは説明できない魅力が見えてきます。

ここからは、シュナらしい性格をもう少し掘り下げてみます。

とにかく、家族のことをよく見ています

料理をしている時も、着替えている時も、ソファでくつろいでいる時も。

ふと視線を感じて振り返ると、シュナがこちらをじーっと見ていることがあります。

特にわかりやすいのがお出かけ前。

まだ何も言っていないのに、着替え始めただけで「今日、出かけます?」みたいな顔をしてくるんですよね。

お散歩の準備なんて、もっとわかりやすいです。

リードを持った瞬間、さっきまで寝ていたのが嘘みたいに飛んできます(笑)

家族の行動を観察して、次に何が起こるのか考えている。

そんな瞬間が多い犬です。

賢い。でも、ちゃんと自分の意思もあります

ミニチュアシュナウザーは賢く、人の言葉や生活のルールを覚えるのが得意な犬です。

「散歩」「ごはん」「おやつ」など、自分にとって重要な言葉は特に覚えるのが早い気がします。

ただし、賢いからといって何でも素直に従ってくれるとは限りません。

呼んだらこちらを見る。

ちゃんと聞こえている。

でも……来ない(笑)

「聞こえてない」ではなく、「今は行かなくてもいいかな」と考えているように見える。

この絶妙な人間っぽさが、シュナウザーと暮らす面白さでもあります。

「頑固」と言われるのも、シュナウザーらしいところ

散歩をしていると、突然ピタッ。

「こっち行くよ」と声をかけても動かず、リードを軽く引いても踏ん張る。

そしてこちらを見ながら、

「いや、今日はそっちじゃないです。」

みたいな顔(笑)

ミニチュアシュナウザーは頑固と言われることがありますが、実際に暮らしていると「自分の意思がしっかりしている」と感じることも多いです。

もちろん、何でも好きにさせればいいわけではありません。

ただ、その「自分で考えている感じ」まで含めて、だんだんシュナらしくて可愛くなってしまいます。

実は、かなりの甘えん坊です

キリッとした顔をしているので、ちょっとクールな犬に見えるミニチュアシュナウザー。

でも一緒に暮らしてみると、意外と甘えん坊です。

ただ、甘え方が少し独特。

ずっと抱っこしてほしいわけではないのに、ソファに座るといつの間にか横にいる。仕事をしていると足元で寝ている。体全部ではなく、前足だけちょこんと触れていることもあります。

近すぎない。でも、ちゃんとそばにいる。

この絶妙な距離感が、なんともシュナウザーらしいんですよね。

ミニチュアシュナウザーは飼いやすい?

「初めて犬を飼うけれど、ミニチュアシュナウザーでも大丈夫?」

これから迎える方なら、気になるところだと思います。

ミニチュアシュナウザーは賢く、人とのコミュニケーションを取りやすい犬なので、初めて犬と暮らす方にも選択肢になる犬種です。

一方で、何もしなくても飼いやすい犬ではありません。

特に知っておきたいのは、

  • 毎日の散歩・運動が必要
  • 定期的なトリミングが必要
  • 警戒心から吠える子もいる
  • 子犬の頃からしつけが必要
  • 家族とのコミュニケーションを大切にする

といったところ。

「手がかからない犬」を求めるより、「一緒にいろいろ楽しみたい」と思える方との相性がいい犬だと思います。

散歩や運動はしっかり楽しみたいタイプ

小型犬なので、家の中で遊んでいれば十分なのでは?

と思うかもしれませんが、ミニチュアシュナウザーは比較的活発な犬です。

毎日の散歩はもちろん、ボール遊びをしたり、いろいろな匂いを嗅いだり、家族と一緒に遊んだり。体だけではなく、頭を使う遊びも楽しんでくれます。

そして何より、散歩が大好きな子は本当にわかりやすいです。

名前を呼んでも反応が薄かったのに、

「散歩行く?」

のひと言だけは聞き逃さない(笑)

毎日の散歩を負担と考えるより、シュナと一緒に楽しむ時間として考えられると、暮らしがぐっと楽しくなります。

ミニチュアシュナウザーは吠えやすい?

ミニチュアシュナウザーについて調べると、「吠える」という情報を見かけることがあります。

もともと周囲への警戒心を持つ犬なので、インターホンや玄関の音、家の前を通る人などに反応する子はいます。

さっきまで寝ていたのに、インターホンが鳴った瞬間、

「私が確認します!」

と急に警備員モードになることも(笑)

ただし、すべてのミニチュアシュナウザーがよく吠えるわけではありません。個体差や生活環境、これまでの経験によっても変わります。

子犬の頃からさまざまな音や人に慣れてもらい、「吠えなくても大丈夫」と教えていくことが大切です。

留守番はできる?

ミニチュアシュナウザーは家族との時間が好きなので、留守番が苦手な子もいます。

しかも、出かける空気を察知するのがとにかく早い。

着替え始めるとこちらを見て、カバンを持つとさらに見て、鍵を手にした瞬間、

「あ、本当に行くんですね。」

みたいな顔になる。

あの顔をされると、毎回ちょっと家を出づらくなります(笑)

とはいえ、シュナウザーだから留守番ができないわけではありません。最初は短い時間から練習して、ひとりで安心して過ごせる経験を少しずつ増やしていくことが大切です。

抜け毛は少ない?被毛のお手入れについて

ミニチュアシュナウザーはダブルコートの被毛を持ちますが、一般的には抜け毛が比較的少ない犬種として知られています。

「犬と暮らしたいけれど、部屋中が抜け毛だらけになるのは心配」という方にとっては、魅力に感じるポイントかもしれません。

ただし、

抜け毛が少ない=お手入れが楽

というわけではありません。

毛は伸びていくので、ブラッシングや定期的なトリミングが必要です。

特に足まわりやひげは毛が絡みやすいため、日頃から状態をチェックしてあげると安心です。

トリミングで驚くほど顔が変わります

ミニチュアシュナウザーの楽しみのひとつが、いろいろなカットを楽しめること。

王道のシュナカットはもちろん、眉毛を丸くしたり、ひげを短くしたり、耳まわりをすっきりさせたり。

同じ子でもカット次第で驚くほど印象が変わります。

トリミングから帰ってきた我が子を見て、

「……誰?」

となることもあります(笑)

でも数時間一緒に過ごしていると、いつもの表情や仕草を見て「あ、やっぱりうちの子だ」となる。

トリミングのたびに少し違った表情を楽しめるのも、シュナウザーならではです。

子犬の頃からしつけは必要?

「まだ小さいから、しつけはもう少し後でもいいかな?」

そう思う方もいるかもしれませんが、子犬を家に迎えた日から、少しずつ生活のルールを伝えていくことが大切です。

とはいえ、最初から「おすわり」「待て」を完璧にする必要はありません。

トイレはここ。

噛んでいいのはおもちゃ。

名前を呼ばれたら嬉しいことがある。

まずは、そんな日常の小さなルールから。

賢いシュナだからこそ、叱って覚えさせるより、「できた!」をたくさん褒めて増やしていく方が、お互いに楽しく続けやすいと思います。

健康管理で知っておきたいこと

ミニチュアシュナウザーと長く一緒に暮らすためには、日々の健康管理も大切です。

犬種としては、尿路結石や高脂血症、膵炎などに注意が必要とされることがあります。ただし、必ず発症するわけではありませんし、その子の体質や年齢、生活環境によっても異なります。

毎日の食事や体重を管理しながら、

「いつもより元気がない」
「水を飲む量が変わった」
「食欲がない」

など、普段との小さな違いに気づいてあげることが大切です。

定期的な健康診断も含め、気になる変化があれば早めに獣医師へ相談しましょう。

ミニチュアシュナウザーは、どんな人に向いている?

ここまで読んで、「自分とシュナは相性がいいのかな?」と思った方もいるかもしれません。

例えば、

  • 犬と一緒に出かけたり遊んだりしたい
  • 毎日の散歩を楽しめる
  • しつけもコミュニケーションとして楽しみたい
  • 定期的なトリミングやお手入れができる
  • 犬を家族の一員として迎えたい

そんな方には、ミニチュアシュナウザーとの暮らしが合っていると思います。

反対に、「散歩やお手入れはできるだけ少なくしたい」という方にとっては、大変に感じる部分があるかもしれません。

かわいいから迎えるだけではなく、その子との10年、15年先の生活まで想像してみること。

それが、お互いに幸せに暮らすための大切な第一歩です。

実際に暮らすと、「犬」というより家族になる

ミニチュアシュナウザーと暮らしていると、ふと**「犬を飼っているというより、一緒に生活してるな」**と思うことがあります。

嬉しい時はわかりやすく喜ぶ。

不満がある時は顔に出る。

こちらが忙しそうなら少し離れて様子を見て、落ち着いた頃になると何事もなかったように隣へ来る。

言葉を話しているわけではないのに、なんとなく気持ちが伝わってくるんですよね。

そして気づけば、スマホの写真フォルダもシュナだらけです(笑)

ミニチュアシュナウザーは、知るほど好きになる犬

立派な眉毛とひげに惹かれて、ミニチュアシュナウザーを好きになった方も多いと思います。

でも、一緒に暮らしていくと、本当に好きになるのはその中身かもしれません。

賢いのにちょっと頑固。

甘えん坊なのに、ベタベタしすぎない。

真顔でこちらを見ながら、何か考えていそうな時もある。

ドットシュナが大切にしている、

「犬の顔して、考えてる。」

という言葉がぴったりだなと思う瞬間が、本当にたくさんあります。

かわいいだけじゃなく、自分の意思があって、家族の空気を感じながら一緒に毎日を過ごしている。

だからミニチュアシュナウザーは、“飼っている”というより、“一緒に暮らしている”という言葉が似合う犬なのかもしれません。

見れば見るほど不思議で、知れば知るほど愛おしい。

それが、ミニチュアシュナウザーです。

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